2025年4月から木造戸建てのお家リフォームは手続きが必要になるかも

●2025年の4月から建築基準法が見直されます。


簡単にご説明すると、

今まで木造戸建てのリフォームについて手続きがとくに必要でなかった所が

2025年の4月から建築基準法の制度が変わり手続きが必要になります。


二階の木造のお家を全体なリフォームをご検討している方

家の増築をご検討の方は、簡易申請では申請出来なくなる。


申請の時間がかかり、想像していた着工日が伸びてしまう

また、設計費用もかかってしまうかもしれないです。



●イメージとして


①水回りのリフォーム


 トイレの交換・キッチンの交換・そのまわりの壁紙の張替

 には、確認申請は必要ありません。


②2階建て住宅の増築


 延べ面積が合計200㎡に拡張される場合

 今まで簡易申請ですみましたが、今後は

 構造計算表や省エネ基準の適合書類の提出が義務化


③古民家のリノベーション

 築50年の古民家をフルリノベーションし、現代風に改修


 耐震補強や断熱性能向上が必須となる。

 省エネ基準への適合が求められ、確認申請に必要な書類が増える。

 窓や断熱材の入れ替えも基準に合うものを使用する必要に


④外壁や屋根の塗装


塗装やカバー工法には確認申請が不要

今ある外壁を剥がしたりする場合には確認申請が必要になるかも


●まとめ

小規模なリフォームはほぼ影響なし(内装変更や設備交換)

増築や大規模リフォームは、設計費用や工期が増える可能性があるので早めの計画をしておくとよいでしょう。